パリ2024
パラリンピック報告書

現地で直接観戦した広報担当より
所属2選手の活躍と
現地で感じた所感をレポートします

(さい)(とう) (げん)() 選手

水泳

パリパラリンピックでは、水泳弱視クラスとして6種目に出場。
水泳チーム「トビウオパラジャパン」キャプテンとしてチームを引率しました。
一選手としてだけでなく、キャプテンとしてのプレッシャーもある中で、自己ベストや日本記録を更新する成績を残しました。

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齋藤元希選手の写真

(いち)(のえ) (あや)() 選手

ボッチャ

ボッチャBC3クラスの個人戦とペア戦に出場。
ボッチャ日本代表では最年少で、今年18歳の若きエースです。
パリパラリンピックでは、初出場にもかかわらず落ち着いたプレーを披露しており、今後のさらなる活躍が楽しみです。

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一戸彩音選手の写真

出場種目・結果

齋藤元希選手

競泳(S13)

100メートルバタフライ 総合10位
100メートル背泳ぎ 総合9位
400メートル自由形 総合10位
200メートル個人メドレー 総合8位 入賞(日本新記録
混合400メートルリレー 総合6位 入賞(アジア新記録
100メートル平泳ぎ 総合11位(日本新記録
齋藤元希選手の写真

一戸彩音選手

ボッチャ(BC3)

女子個人 総合7位 入賞
混合ペア 総合9位
一戸彩音選手の写真

選手からのコメント

齋藤元希選手

パリパラリンピックに向けてのサポートやご声援、ありがとうございました。
今は、無事に6種目を泳ぎきれたことにホッとしています。
東京大会を思いだすと、無観客だったことに悔しさを感じるほどパリの会場の盛り上がりを感じました。
レースに関しては上手く泳げたレースとそうでないレースの差が大きく、課題の残る大会でした。キャプテンとしても、チーム運営に関わることができ、スタッフの方とも選手の方とも素晴らしい時間を共有することができました。
パラスポーツを見て、苦手なことでも自ら克服していく姿勢を感じて楽しんでもらえたら嬉しいです。
引き続き、パラリンピックへの挑戦を続けていきますので、これからもよろしくお願い致します。

齋藤元希選手の写真

一戸彩音選手

一戸彩音選手の写真 皆さま、パリパラリンピックでの応援、本当にありがとうございました。
今回は個人7位、ペアは予選敗退という結果に終わりました。私自身、満足いく結果とはなりませんでした。だからこそ、ひとつひとつの選択が結果を残す上でとても重要であることを身に染みて感じられた大会となりました。
パラリンピックという世界の国々が集まる大舞台を経験したことは、今後の競技生活につながる私の財産となりました。本当に幸せだと思いました。
私はこの経験を悔しいままで終わらせたくはありません。
4年後のロサンゼルスパラリンピックで、メダル獲得という目標をもって日々の練習に励みます。
来年の1月には日本選手権があります。まずは、そこで3連覇を果たし、再び世界の舞台へ踏み出していきたいです。
これからも応援よろしくお願いします。

一戸彩音選手の写真

競技会場

パリ・ラ・デファンス・アリーナ

観客席が満席となり、会場が熱気に包まれていました。
選手が飛び込む瞬間は会場全体に緊張感があり、その中で試合に挑む選手たちの緊張は、相当なものだと思いました。
試合終了後や表彰式では、国籍を問わず選手たちへの祝福が行われ、観客同士の一体感があり、水泳競技を通じて、観客と選手が国境を越えて団結する姿は、スポーツの持つ力を改めて実感させるものでした。

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パリ・ラ・デファンス・アリーナの写真

パリ南アリーナ

パリ南アリーナの写真 パリ南アリーナはボッチャだけでなく、パラ卓球やゴールボールなど、複数の競技の試合会場として使用されており、このような多機能性は、様々な競技の観戦機会を提供しているように感じました。
ボッチャの予選試合では、8コートが同時に使用されました。複数の試合が同時進行するため、周囲の音や動きに影響されることなく、自身の競技に集中する必要があり、選手たちにとっては高度な集中力を要する環境であったように思います。

広報:あらいの写真
パリ南アリーナの写真

社内報告会

9/11(水)本社にて、齋藤選手と一戸選手の報告会を開催いたしました。

社員の皆様と選手が初めて顔を合わせ、直接お話をする機会となりました。パラリンピックでの活躍の様子や、その時の心境、今後の目標など、貴重なお話を伺うことができました。質疑応答の時間には、社員から温かいご質問が多数寄せられ、選手と社員の親睦を深める良い機会となりました。

社内報告会の写真

広報担当としてのレポート

所属選手である齋藤元希選手と一戸彩音選手の試合を直接観戦したことで、パラアスリート支援を通して、会社に与える好影響を創出する必要性を強く感じました。

また、パラリンピック競技の観戦から、人類の潜在能力の高さを実感しました。さらに、国籍を超えて選手たちが互いを称え合う姿は、偏見や壁が無く人々を結びつけることができるスポーツの魅力を示していました。

パリ出張では、障がいに伴う不便さや苦労を軽減するための様々なアイテム開発に取り組む企業の実態を知ることができました。これらの技術革新は、選手のパフォーマンス向上だけでなく、日常の生活向上にも貢献しており、パラリンピックによる社会的影響力も強く感じました。

この大会を通じて、「知らない」ことの怖さと、自身の「当たり前」が自己都合でしかないことに気づかされ、固定観念を見直す貴重な機会となりました。

フリージュの写真 パラリンピック観戦は、人類の可能性、社会的影響力、そして人々の結びつきを実感させる貴重な経験となりました。この経験を通じて得られた気づきや感動を、今後の業務や日常生活に活かしていきたいと思います。

記念写真 1 記念写真 2 記念写真 3
広報:あらいの写真

広報:あらい

2024年卒の新卒1年目。社会貢献性の高い事業内容と、自分次第でいくらでも挑戦できる風土に惹かれ入社。新卒広報担当として企業の情報を発信しています。変化を恐れず、新しいことに挑戦し続けるのがモットー! 今回は当社所属のパラアスリートの応援を兼ねたパリ出張を通じて、私が感じた視点でつづってみました。