看護師におすすめの転職サイト11選~専門家による幸せな働き方アドバイスも

:湯本 枝里子

監修者
スマイル・ココロオフィス代表:湯本 枝里子

目次

看護師の仕事は好きだけど、「人間関係のストレスがハンパない」「夜勤がキツくなってきた」「忙しい割にお給料が…」「もっとキャリアアップしたい」など、今の職場に不満があって転職を考えている方も多いでしょう。

ところが転職サイトを利用しようとしても、どこを選べばよいのかわからなかったり、希望通りの転職ができるのか不安を感じたりして、前に進めなくなることもありがち。

そんな悩みを解決するため、自身の看護師経験を生かし、転職に悩む看護師のキャリア診断を行っているスマイル・ココロオフィス代表 ナースキャリアコンサルタントの湯本枝里子さんに取材。

看護師の人生におけるキャリアの考え方から転職サイトをうまく使うコツまで、実践的なアドバイスをいただきました。

湯本枝里子

プロフィール

ナースキャリアコンサルタント 湯本枝里子さん(スマイル・ココロオフィス代表)

28年間のナース人生で、幾度となく「看護に疲弊」を経験し、ナースはスキルを磨くことだけでなく、ナース自身の自分軸となる、人生設計「キャリアデザイン」の大切さを実感。自身の人生を豊かにするために看護師の資格を活かす、ナースのキャリア構築の普及に尽力している。

✽看護師、看護教員 

✽キャリアコンサルタント【国家資格】 ✽心理カウンセラー ✽TCマスターカラーセラピスト✽キャリア教育、心理カウンセリング講師 ✽ストレスチェック実施者

Instagram:suma0603

LINEID:sumakoko0603

Facebook:https://www.facebook.com/eriko.yumoto.63

看護師におすすめの転職サイト一覧

多くの中から自分と相性のよい転職サイトを探すため、それぞれのサイトの規模や特徴を知っておきましょう。

代表的な看護師の転職サイトについて、求人数や特徴を以下にまとめてみました。

サイト名 掲載数(2021年12月時点) 特 徴
看護roo 約60,120件 上場企業が運営 10年以上の実績
看護のお仕事 約60,000件 利用者数が多い LINE相談できる
ナースではたらこ 約93,000件 上場企業が運営 非公開求人も豊富
マイナビ看護師 約55,300 件 求人数が8万件以上になることある大手サイト 応援ナースなどの求人も
看護プロ 約7,000件 関東最大級の求人数 クチコミ情報を掲載
美容外科求人ガイド 約5,000件 美容クリニックの求人に特化
医療ワーカー 約50,000件 フォロー体制が充実 非公開求人も提供
ナースパワー 約40,000件 日本初の看護師専門転職サイト
メディカル・コンシェルジュ(MCナース) 約15,000件 1日単位や短期の求人も豊富 無料セミナーを実施
メディプラBiz 非公開 製薬・医療系企業に特化した転職サイト
ナース人材バンク 約200,000件 専門のキャリアアドバイザーへの相談が可能

転職するなら知っておきたい!看護師の仕事 2022年最新状況

高齢化社会の今、看護師の人手不足は大きな時代の流れですが、コロナ禍の影響を受けて求人側、求職側とも少し状況が変わってきているようです。

厚生労働省が発表する看護師の求人倍率はコロナ禍が始まる直前の2019年1月は3.0倍、2021年5月には1.80倍とコロナ禍の中で数値的な低下も見られました。

また、国を挙げての在宅医療推進の流れも、看護師の転職事情に影響を与えると考えられます。

看護師の現状や転職事情について、看護師のキャリアコンサタントとして活躍する湯本枝里子さんにお話を伺いました。

看護師をとりまく現状とニーズ

2年以上、コロナ禍に翻弄されているといってよい医療現場ですが、看護師の転職事情はどのような状況でしょうか?

「コロナ禍が始まってまもなくの頃は求人が多かったのですが、緊急事態宣言などもあり、2021年前半頃までには求人も控えめになっていたかと思います。人材派遣などに関わる知人に聞いたところ、求職側でも転職控えの状況が見られていたようです」と湯本さん。

今後も状況によって看護師の求人状況は変化していくと考えられます。

中途採用の求人数は施設や分野によって異なる傾向が

看護師は全体的にみると不足していますが、大学病院などの採用は新卒中心で中途採用は少ないという事情があるため、転職したい方向けの求人数は施設や分野によってかなり異なるようです。

「現在求人が増えている印象があるのは施設でいうと地域密着型の病院ですね。
また、在宅医療も求人が多い分野です。質の高い在宅医療と訪問看護を確保するため、最近診療報酬の改定がありました。在宅の病床数を増やすという厚労省の考えもあり、在宅医療のニーズはますます多くなると思います」。

団塊の世代が75歳を迎える2025年を前に、高齢者療養の場を病院から在宅へ広げるため、在宅医療の推進が強く求められていることも看護師の転職事情に関係してくるでしょう。

看護師の働く場が病院以外にも広がってきている

また、従来、看護師の職場といえば病院というイメージでしたが、最近では病院勤務以外にも多彩な働き方が増えてきていることに注目です。

「今までは看護師が一般企業で働く場合は、健康相談や健康診断に関することが多かったのですが、今は看護の経験や知識を活かして幅広い内容の仕事に携わるようになってきました。
例えば禁煙に関するアプリなど、健康や医療に関するモバイルアプリ開発に携わる仕事や、医薬品や医療機器の品質管理、製薬会社などで働く治験コーディネーターなどのキャリアを積む方もいます。
看護師は患者サイドの立場や気持ちが理解しやすいことから一般企業でのニーズも高まっているといえます」と湯本さん。

最近では、看護関係の副業をしたい、もしくはフリーランスで働きたい、起業したいと考える看護師も増えています。
特に仕事での経験から、病気になる前の「予防」段階に焦点を当てて人々の健康に役立ちたいと考える看護師も多いそうです。

「治療は医師しかできませんが、予防の観点では看護師の知識は役に立つんですね。
例えば栄養、生活習慣といった基本的なことから、東洋医学や薬膳といった体のメンテナンスや免疫の活性化につながることなど、予防のスタンスで活動したいという声をよく聞きます」

不満解消のために転職したつもりが失敗してしまうことも

看護ニーズの増大に伴って求人も増えているため、看護師は転職の選択肢が広がっている状況にあります。

しかし、元の職場で感じていた不満や不安を解消するために転職したのに、新しい職場でも同じ悩みを抱えてしまう人もいるなど、転職は成功ばかりとはいえません。

湯本さんも28年間のナース人生で、幾度となく「看護に疲弊」を経験し、看護師として何度かの転職経験があるそうです。

「あるとき、内科の看護師を担当していた時に『役職に就かないか』と頼まれ、純粋な気持ちでOKしたのですが、内科ではなく外科のリーダーになることに。

内科の看護は楽しかったのに、なぜか外科の看護は苦痛に感じて、メンタル的にも辛くなって周りへの不満を溜めてしまい、他罰的な気持ちのまま辞めることになりました」と湯本さんは振り返ります。

看護師に特化した転職サイトがいくつもあるなど、転職先の求人が多い看護師は「目の前にたくさん仕事がある」状態なので、「職場に不満があると何も考えず転職」というパターンに陥りやすいそう。

湯本さんは自身の経験から「職場が不満だから転職、という考え方は自分を省みることがなく次に移ってしまうことにもなりやすいです。壁にぶつかったときに行き詰まったり、転職を繰り返したりするケースにならないよう、自分の気持ちを客観的に整理しておきましょう」と話します。

ではどうすれば、良い転職ができるのでしょうか。
ここからは、転職のために看護師の転職サイトを利用した人たちのリアルな声を交えながら、看護師の転職について解説します。

転職サイト利用のデメリットを感じている人もいる

現状の不満からとにかく早く転職したいと考えて、転職サイトを利用する看護師さんも多いでしょう。

しかし、転職サイトを利用して「成功した!」「使ってよかった」という方ばかりではありません。中にはデメリットを感じている方もいます。

看護師の転職サイトを利用した経験がある方を対象にアンケート調査をしたところ、以下のようなコメントもありました。

  • 担当者が熱心すぎて、転職を焦らされるような気持ちがしてしまいました。
  • 面接のとき自分の希望が施設側に伝わっていなかったことがわかったり、担当者の話と食い違っている部分があって残念でした。
  • じっくりゆっくり職場探しをしたい場合にはエージェント型の転職サイトは向かないかもしれません。判断までの時間を考慮していただけるようであれば利用しがいはあると思いますが。

転職サイトは便利なツールですが、掲載求人の多さもあって、考えなしに利用していると自分が本当に求めるものがわからなくなってしまう可能性もあります。

そのため、看護師の転職サイトを利用する前には、自分のキャリアについて改めて考え、整理しておくことがとても重要です。

"キャリア選択が難しい"看護師が幸せな人生につなげる「ライフキャリア」とは

仕事に切れ目がなく、24時間365日継続して患者さんを見守る看護師は、他の職業に比べてキャリア選択が難しい傾向があります。

「帰ってくるとお化粧を落とすパワーもない」「休日はとにかく寝ている」といった声をよく耳にするほど、日々の勤務が激務だということも関係しているでしょう。

このような看護師という職業の実情にも理解が深い湯本さんに、「ライフキャリア」について伺いました。

「18歳、19歳から『ナイチンゲールになりなさい』と奉仕的精神を求められてきた看護師たちは、自分を犠牲にして、目の前の仕事を頑張り続けてしまいがちです」と湯本さん。

「私のキャリア診断の場面でも、看護師だからこんなことも頑張らなきゃ、医師の治療が進むようにしなきゃ、患者さんは辛いんだから助けなきゃ、と全てを受け止め、応えようとしてしまう傾向の看護師たちに出会うことがあります。ここで無理して目一杯頑張ってしまうと消耗し、燃え尽きてしまうこともあります」

忙しい毎日の中で自分のキャリアを見直し、より幸せな人生につなげていくにはどうすればよいのでしょうか。

人生を豊かにするために看護師の資格を活かそう

「キャリアと聞くと仕事のイメージが大きいと思いますが、実はキャリアには人生全体を指す『ライフキャリア』という考え方があります。仕事に当たる『ワークキャリア』はその中の一つなんですね。仕事だけを頑張っていれば豊かな人生になるわけではないんです。

キャリア心理学者のサニー・ハンセンは、『統合的生涯設計理論』という考え方において『ライフキャリア』には4つのLがあると考えています」。

4つのLとは、仕事(Labor)、学習(Learning)、余暇(Leisure)、愛(Love)。この4つのバランスは等しく4分の1というわけではなく、人によって違います。そして自分の求めているバランスになったとき、人は幸せな人生を実感できるという考え方です。

「私はこの『ライフキャリア』の概念を元に、看護の資格の中に自分の人生を考えるのではなく、看護の資格を自分の人生に活かそう、人生を豊かにするために看護師の資格を活かしていいんだよ、と悩む看護師たちに伝えています」と湯本さん。

『ライフキャリア』という考え方を知った上で、看護師の『ワークキャリア』を見直してみましょう。

次に看護師の働き方を図にしたキャリアチャートを紹介します。

キャリアチャートから自分の「なりたい」を考えてみる

チャートからは、「看護師」と一口にいっても、働く場所、仕事内容とも多様であることがわかります。

その中で自分のキャリアの方向性を考えたり、転職を考える際に重要になってくるのは、看護師としてのベースとなる「自分軸」を持つことだと湯本さんはアドバイスします。

「上のキャリアチャートで表されているのは職名や肩書といった『外的キャリア』に当たります。『自分軸』を探すには、自分はどんな看護に興味があるのか、どんな看護にやり甲斐を感じるのかという『内的キャリア』について考えてみることが必要です。
そういった視点を持つことで、自分に合った仕事に出会いやすくなるでしょう」。

自分に合った「看護」のスタイルが分かる!タイプ別分類

前のキャリアチャートを見ても、自分の進みたい分野や方向性がイメージできない人もいるかもしれません。その場合はどうすればよいのでしょうか?

湯本さんは、仕事や転職に悩む看護師さんたちを対象に「キャリア診断」を行い、自分の特徴に合った看護師の仕事を見つけるためのアドバイスをしています。

ここでは、湯本さんがキャリア診断の場でも用いるという「看護師の6つのタイプ」を紹介します。

「自分のタイプが分かると、相性のよい職場や分野を見つけやすくなります。どのタイプの特徴が強いかは人によって異なりますし、複数のタイプに当てはまることもありますよ」

看護師の6つのタイプ~それぞれの特徴と向いている看護師の仕事~
  1. 実作業が得意なタイプ
    <特徴>機械を操作したり、手先を使ったりする作業が得意
    <向いている看護師の仕事>手術室での看護、救命救急など
  2. 物事を追及するタイプ
    <特徴>論理的思考力が高く、探求心が強い。
    <向いている看護師の仕事>研究に携わる看護師、災害看護など
  3. 創造性豊かなタイプ
    <特徴>作文や美術などが得意で、独創性がある
    <向いている看護師の仕事>在宅介護、リハビリなど
  4. 対人能力があるタイプ
    <特徴>社交能力が高い
    <向いている看護師の仕事>内科、訪問看護など
  5. 企画力が高いタイプ
    <特徴>人を指導したり、説得したりするのが得意
    <向いている看護師の仕事>企業内看護師、フリーランスや起業
  6. 事務処理に強いタイプ
    <特徴>ルーティン的な仕事や作業が得意
    <向いている看護師の仕事>外科、検査室、クリニックなど

このタイプ別分類でもわかるように、看護師の仕事は、診療科や分野、職種によって求められる能力が大きく異なります。

自分がどのタイプに分類されるかを知っておくことは、職場とのミスマッチを防ぎ、長く続けられる看護師の仕事を見つける助けになるでしょう。

看護師として転職サイトを利用する前にはぜひキャリアチャートや6つの分類を参考にしてみてください。

専門家の視点から~看護師転職サイト利用時のポイント

近年、看護師に特化した転職サイトが増えています。

看護師は忙しいので、各施設のホームページをゆっくり見比べたりする時間はなかなかとれません。

その点、転職サイトを利用すると、多くの求人情報から条件に合うものだけを抽出したり、エージェントタイプの場合は担当者がついて自分に合った求人を紹介してもらえたりするので、転職先を探すにはかなり効率的だといえます。

看護師でキャリアコンサルタントの湯本さんは、
「病院や施設は看護師を広く募集したい、看護師は自分の条件に合った職場に転職したい、という双方のニーズがマッチして、看護師の転職サイトが増えているのだと思います。

資格職である看護師は転職先が見つけやすいので、転職する人の数も多いですし、看護師の仕事をしていく中で、興味があること、得意なこと、もっと究めていきたいことがはっきりわかってきて、新しい仕事に挑戦していく人も一定数います」

しかし、転職サイトの利用には、「たくさん求人があるためかえって迷ってしまう」「考えなく紹介された仕事を選んでしまいがち」といったデメリットもあります。

「前述で紹介した『6つのタイプ別分類』で自分がどれが当てはまるかを認識しておくと、合った仕事、長続きする仕事を選びやすいと思います。例えば自分は内科に向いているタイプだけど、外科に挑戦したい、というのもOKだと思いますが、自分の特性を分かっているかどうかで心構えが違います。」

また担当者がつく場合には、
「自分の中で仕事に求める優先順位をはっきりしておき、『こういう求人を探してください』と伝えられる状態にしておくことが大切。それをしておくことで転職サイトの利用価値は高まります」と湯本さん。

自分では伝えにくい報酬や働き方の交渉を担当者が行ってくれるサイトもありますが、自分自身の意向がはっきりわかっていないと、利用するメリットがなくなってしまいます。

転職サイト利用を考える看護師はここをチェック!

自分のスキルと優先したい条件を整理する

湯本さんが前述しているように、転職サイトを上手に利用するポイントは、あらかじめ自分自身の意向をはっきりさせておくことです。
ここではそのための方法をわかりやすく解説します。

スキルとビジョンの確認

現時点で持っている資格やスキル、今後取得予定のものも含めて整理しましょう。
また、「目指したい看護」「興味のある看護」というように、追求していきたいテーマや自分の看護師としての得意・不得意についてまとめておくのも役立ちます。

希望条件の優先順位確認

下記のような項目で希望の条件をまとめておき、それを優先順位順に並べ替えてみましょう。条件が浮かばない場合は書けるものだけでもOKです。

優先順位の例
  • 勤務地
  • 施設の種類
  • 診療科
  • 働き方(週何日勤務かなど)
  • 夜勤あり/なし
  • 勤務形態(正社員、パートなど)
  • 収入
  • 診療科
  • 事業所規模
  • 仕事で追求したいテーマ
  • その他

■チェックシートの活用

なにを優先したいか漠然と考えているより、チェックシートを使うことで優先順位が明確になります。

項目には優先度が高い=◎、普通=△、低い=×とざっくりと分類し、その後優先度の高いものから順位を決めていきます。

<記載例>

優先度 順位 メモ
勤務地 2 通勤時間が1時間以内
夜勤なし 3 月に4回以内ならOK
収入 1 今より高くなればOK
事業所規模 ×

全部を求めようとせず、自分にとって大事なものを絞り込むのも大切です。
悩んでしまった時には、本当にこだわりたい項目の2、3個に絞って考えてみてください。

チェックシートは転職サイト利用時に、担当者に見せるといった利用方法もあります。

希望の職場、職種を再確認する

転職を考えるときには、看護師の職業について知っておくことも大切です。

転職サイトを利用する前にも自分の目指す職種を固めておくほうが有効な使い方ができるでしょう。

ご存知の通り、看護師にはいろいろな職場があり、病院勤務以外に看護経験を生かした働き方もあります。

改めて希望の職場や職種を確認する時に役立つよう、それぞれの特徴を紹介します。

前述の「看護師のキャリアチャート」とあわせて確認してみてください。

病院看護師

病棟勤務は入院患者の対応があるため、ナースコールへの対応、日常生活の補助などの対応もあります。

病棟の場合は24時間体制で看護をするので、夜勤は多め。不定休日、診療科や部署の異動もあります。

クリニック・医院 看護師

外来診療がメインで、看護師の仕事は医師の診療補助が中心。スタッフの数が限られている分、一人で幅広い仕事をこなす必要があります。
基本的に夜勤なし、休日は固定。

学校 大学 保育所

小学校、中学校、大学などで児童・生徒の健康状態を観察、医療的ケアも実施。緊急時の処置も行います。保育園では、衛生管理や保健指導をします。
夜勤なし。休日固定。

企業内看護師

医療機関ではなく一般企業で働く看護師です。
大企業では看護師が常駐し、医療的・看護的サポートを行うことがあります。
また、医療機器メーカーや品質管理、健康をテーマにしたITの開発など、医療機関ではない企業での看護師のニーズも増えています。
基本的に夜勤なし。休日固定。

訪問看護師

地域包括ケアシステムに基づく在宅医療の推進に伴い、増加が求められている職種です。

基本的に在宅医療を行う医療機関や訪問看護ステーションに所属し、利用者の居宅を訪れてケアを行います。

通常1人で訪問を行うため、医師と連携しつつも独立して働く姿勢が求められます。

看護教育の場にも在宅介護の内容が盛り込まれるようになり、近年は若い看護師の採用や育成に積極的な訪問看護ステーションも増え始めています。

責任感があり、臨機応変に対応できる人、コミュニケーションが得意な人に向いています。
利用者の居宅を回るため、運転免許が必要なことも。報告書や請求業務などの多めの事務作業が必要です。

休日固定が多い。24時間対応のステーションではオンコールの担当あり。

看護教育関連ほか

看護学校などで看護師の育成に携わります。
夜勤なし。休日固定。

転職サイトを利用した看護師さんの本音を公開

実際に看護師の転職サイトを利用した方を対象に行ったアンケートから、コメントを紹介します。
リアルな口コミや体験談を、利用の前に参考にしてみてください。

看護師の転職サイトを利用してここが良かった!



  • 希望条件に合わせて、自分では探せないような病院やクリニックを見つけてもらえた。面接時にも担当者が同行、聞きにくい待遇面の情報を入手してもらえ、安心して入職できました。
  • 転職サイトで企業看護師の求人を見つけてエントリーし、希望の企業看護師になれました。日勤のみで、残業もなく、家庭と仕事の両立がしやすくなりました。
  • 電話相談だけでなくLINEでの相談にも対応してもらえたので、隙間時間に利用できたのがよかったです。
  • 転居したばかりで地域の情報がわからず困っていましたが、担当さんが親身になって一緒に転職先を探してくれました。面接日や転職初日にもLINEや電話で相談できました。
  • 短時間パートを希望していて、ホームページに常勤の募集しか載ってなかった施設に転職サイトが問い合わせてくれて、非常勤で転職できました。希望の条件の仕事が見つかって良かったです。
  • 担当がついて、採用まできっちり面倒を見てくれました。面接や履歴書の添削をしてもらい、自分の経歴や活かせる部分を教えていただきました。とても心強く、自分に自信を持って転職活動ができました。

これらのコメントからは、転職サイトを上手に活用すると、希望の条件の仕事が見つかる可能性が高いことがうかがわれます。

看護師の転職活動での困りごと、どう対応する?

転職理由に多い「職場の人間関係」専門家はこう考える!

看護師が転職を希望する大きな理由として「人間関係」がよく挙げられます。

転職先の希望に「人間関係がよい職場」と答える方も多いそうです。

「人間関係」は確かに大きな悩みで、条件に挙げる気持ちはわかりますが、データにできない、説明しにくい条件なので、転職先を選ぶ基準にするには難しい点があります。

看護師でキャリアコンサルタントの湯本さんは、「転職サイトの担当者は、求職者から『人間関係のよい職場が希望』といわれると、口コミなどを紹介するものの実情までは分からないし、良い/悪いは個人の主観も入るので、困ってしまう場合がある」といいます。

求職者としては、転職先に人間関係の良さを求める前に、まず「なぜ私は良い人間関係を求めているんだろう?』と自分に問いかけてみてください」とアドバイスします。

「たとえば『人間関係というより、安心感が得たいのかな?』と感じたら、『どんなことに安心を感じるのかな?』と自分の気持をどんどん掘り下げてみましょう。

『安心』というキーワードで、自分が安心できる職場の特徴を考えてみてください。そうすると『中途採用が多い職場』『教育がしっかりしている職場』など、自分が安心を感じる職場の条件が見えてくるかもしれません」

転職サイトを最大限に活用するためには、自分が望む条件について改めて自問自答してみることも必要なのかもしれません。そうすることで自分に合った転職先が明確に見えてくることもありそうです。

看護師の転職サイト利用でよくある困り事と解決法

転職サイトを利用して満足している人がいる反面、アンケートによると残念なことがあったという人もいるようです。
ここでは、どんな困りごとがあったかと、それにどう対応したかというコメントを紹介します。

転職サイトA:転職サイトから頻繁に電話連絡が来て、対応できない時間もあるので困った
→(対処法)メールや(対応する転職サイトでは)LINEで連絡してもらうようにした

転職サイトB:自分の希望しない条件の仕事を紹介された
→(対応法)前述のように自分の条件を整理して、転職サイトに条件をはっきり伝える

転職サイトC:担当者が熱心で、転職を焦らせる気がする
→(対応法)自分が希望する転職の時期を伝え、自分のペースで転職活動ができるように希望する

3つの例を見てきましたが、あくまで転職サイトは幸せな人生のための仕事探しをサポートしてもらうために利用するものということを念頭に置き、上手に自分の希望を伝えていきましょう。

看護師が利用しやすい転職サイト 編集部おすすめ11選 

看護師の働き方や転職についての湯本さんによるキャリアチャートを元にして、転職を考える看護師さんに利用価値が高いと思われる転職サイトを編集部がピックアップしました。

クリニックや訪問看護に転職したい人におすすめ

ナース人材バンク

出典:https://www.nursejinzaibank.com/

〈おすすめのポイント〉
全国14地域に専門のキャリアアドバイザーがいて、募集状況や求人動向、他の都道府県との違いなど、地元の転職情報に精通し、地域に根づいた訪問介護の求人も豊富です。
またキャリアアドバイザーによるキャリアプランの相談も可能。
求人数も21万件を超えるなど、かなり豊富です。

総求人数 約20万件

※2021年12月現在

病院に転職したい人におすすめ

看護のお仕事

出典:https://kango-oshigoto.jp/

〈おすすめのポイント〉
病院の求人が2万2000件以上(2021年12月時点)あり、病院に転職したい人におすすめです。取材調査をして最新情報を収集しているのもポイント。

主な求人件数

病院勤務 約2万2000件
看護師 約6万6000件
准看護師 約4万1000件
助産師 約900件
保健師 約840件

※2021年12月現在

転職はもちろん、情報収集にもおすすめ

看護roo

出典:https://www.kango-roo.com/

〈おすすめのポイント〉
求人だけでなく、看護知識や用語辞典などのコラムなどに転職に役立つ情報が多く参考になります。
またキャリアアドバイザーによる、応募手続きや連絡の代行、履歴書の添削、面談練習などのサポートを受けられます。

主な求人件数

総求人数 約5万7000件
看護師 約3万5000件
准看護師 約3万4000件
助産師 約1100件
保健師 約640件

※2021年12月現在

企業で働きたい人におすすめ

メディプラBiz

メディプラBiz

出典:https://medipla.biz/

〈おすすめのポイント〉
製薬・医療系企業に特化した転職サイトで、企業で働く看護師を目指している人に向いています。

個別にサポートを受けたい人におすすめ

メディカル・コンシェルジュ(MCナース)

出典:https://mc-nurse.net/

〈おすすめのポイント〉
専任コンサルタントが、働き方や今後のキャリアに関する相談だけでなく、「面接・顔合わせ時の同行」や「履歴書・職務経歴書のアドバイス」、「就業希望先へ条件面や事前見学等の交渉」、「就業に関わる税金・社会保険関係の相談」、「給与前払い制度」などにも対応してくれます。

医療ワーカー

出典:https://iryouworker.com/

〈おすすめのポイント〉
専任アドバイザーによる「面接日程の調整や」や「履歴書・職務経歴書の添削」だけでなく、また入社後のサポートも受けられるのがポイント。勤務先の種類も多く、病院・クリニックはもちろん訪問看護や介護関連施設、企業内看護など多数揃っています。

主な求人件数

病院勤務 約5万8000件
看護師・准看護師(病院・クリニック) 約2万6000件
訪問看護 約6000件
介護施設関連 約2万3000件
企業 約300件

※2021年12月現在

「応援ナース」など新しいタイプの働き方も視野にいれている人におすすめ

マイナビ看護師

出典:https://kango.mynavi.jp/

〈おすすめのポイント〉
応援ナース、トラベルナースといった求人にも対応しているのがマイナビ看護師。
アドバイザーによる書類の添削や面接対策もあります。

主な求人件数

総求人数 約5万5500件
クリニック・診療所の看護師(看護師・准看護師) 約1万1100件
美容クリニック 約1000件
介護施設の看護師(有料老人ホーム・老健など) 約2万0100件
看護師資格・経験を活かせる一般企業 約300件
トラベルナース 約220件

※2021年12月現在

ナースパワー

出典:https://www.nursepower.co.jp/

〈おすすめのポイント〉
ナースパワーは首都圏、北海道、沖縄、離島など短期の応援ナース情報が満載。
単発アルバイトなど多様な働き方がしたい方におすすめです。

主な求人件数

総求人数 約49700件
看護師 約34600件
准看護師 約22300件
助産師 約450件
保健師 約500件
応援ナース 約700件

※2021年12月現在

美容外科に勤務したい人におすすめ

美容外科求人ガイド

出典:https://www.biyou-nurse.jp/

〈おすすめのポイント〉

美容外科、美容皮膚科、脱毛クリニックなどに特化した求人サイトですが、美容クリニック以外の求人も扱っています。

主な求人件数

総求人数 約990件
美容外科 約570件
美容皮膚科 約950件
保険診療 約40件

※2021年12月現在

関東~中部地方の求人を探す人におすすめ

看護プロ

出典:https://www.kango-pro.jp/

〈おすすめのポイント〉

看護プロは、関東のほか、東海・中部に注力してサービスを展開し、病院や施設の情報を取材して提供しています。

主な求人件数

総求人数 約7100件
東京都内 約1900件
神奈川県内 約770件
愛知県内 約370件
静岡県内 約240件

※2021年12月現在

ブランクがあって転職が心配な人におすすめ

ナースではたらこ

出典:https://iryo-de-hatarako.net/

〈おすすめのポイント〉

ブランクOKの求人や施設内保育所などのある求人を扱っています。

主な求人件数

総求人数 約7100件
看護師 約10580件
准看護師 約5100件
助産師 約230件
ブランクOKの看護師 約2300件

※2021年12月現在

【まとめ】

看護師の転職には、キャリアコンサルタントの湯本さんがアドバイスするように、人生の中での看護の仕事の位置づけや自分の個性を見つめなおし、「自分軸」を持った上で転職活動をスタートすることが重要です。

看護師に特化した情報が多い、またサポートが充実しているといった、看護師の転職サイトを利用することも効率的に転職を進めるために役立つでしょう。

それぞれの転職サイトの特徴を知った上で自分に合ったサイトを選び、幸せな人生のための転職を成功させましょう。

湯本枝里子

プロフィール

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28年間のナース人生で、幾度となく「看護に疲弊」を経験し、ナースはスキルを磨くことだけでなく、ナース自身の自分軸となる、人生設計「キャリアデザイン」の大切さを実感。自身の人生を豊かにするために看護師の資格を活かす、ナースのキャリア構築の普及に尽力している。

✽看護師、看護教員 

✽キャリアコンサルタント【国家資格】 ✽心理カウンセラー ✽TCマスターカラーセラピスト✽キャリア教育、心理カウンセリング講師 ✽ストレスチェック実施者

Instagram:suma0603

LINEID:sumakoko0603

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